読書感想文書き方小学生高学年の例を紹介!構成や書き出しでおしゃれな文章にするには?

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この記事では、読書感想文書き方小学生高学年の例を紹介!構成や書き出しでおしゃれな文章にするには?と題してお送りします。

毎年、夏休みの宿題の最難関になっている「読書感想文」!

読書や作文が苦手な子にとっては、考えるだけで嫌になる宿題ですよね。

でも、読書感想文は、そこまで難しく考える必要はありません。少しのコツを押さえておけば、意外とすんなり完成するものです。

ここでは、読書感想文の書き方で小学生高学年の例を紹介!構成や書き出しでおしゃれな文章にするにはどうすればよいのかを紹介します。

書き方では、具体的な文章の構成を、「書き出し」「中盤」「締めくくり」に分けて紹介していきます。

また、親の手伝いのポイントや、読書感想文が書きやすいおすすめの本も紹介していきます。

早めに取り組んで、サクサク終わらせましょう!

 

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読書感想文書き方小学生高学年の例を紹介!

では、ここからはいよいよ読書感想文の書き方、構成について紹介します。

あくまで基本の構成なので、自分でサクサク書けるなら、あまり気にしなくても良いですよ!

なお、いきなり原稿用紙に書くのはハードルが高いので、まずは別の紙に下書きしてみることをおすすめします。そうすれば、分量の調節や誤字脱字の修正もできます。

 

【書き出し】の書き方

書き出しは、本を選んだ理由で始める人が多いです。最初に手にとったときの気持ちを素直に書きましょう

続けて、本の大まかなあらすじを書きます。「主人公の◯◯が、□□のために△△するという物語です」というような内容で構いません。

またついでに、「全体を通して、息が詰まるような大冒険でした」というような、感想を付け加えると良いでしょう。

 

【中盤】の書き方

中盤では、印象に残った場面を書きましょう。本に貼った付箋のメモを、最初から順番に文章にしていきます

それぞれ、場面のあらすじ→感想という順で書いていきます。感想部分には、「楽しかった」「悲しくなった」「面白かった」「嬉しかった」といった感情に加え、「自分だったらどうするか」ということを盛り込むと良いと思います。

例:「主人公が△△した場面では、このままで大丈夫なのかと心配になりました。僕だったら、☆☆してから向かい、安全な道を選びます。」

感想は、ひとつの場面についていくつも書ければその方が良いです。上の例の「心配になりました」に続けて、「時間が足りなくなってしまうので、早く先に進まなければ、とハラハラしました」というような形で、膨らませられるだけ膨らませます。

付箋の色を変えておいた「特に印象に残った場面」では、分量がかなり膨らませられると思います。

ひとつの付箋での感想ができあがったら、同じようなかたまりをいくつも作りましょう。

これで原稿用紙3枚目くらいまで埋まるほどの分量があれば、もう終わったようなものです。

 

【締めくくり】の書き方

作文のラストは、通して読んでの感想を書きます

内容としては、本を読んで自分はどう変わったか、ということを考えると良いと思います。特にそのことをはっきりと感じた場面や、なぜそう思ったのかという理由とセットで書くと良いでしょう。

例:「最後に主人公が◎◎したときのように、僕も友達を大切にしたいと思いました。きっといつか、友達がいたことで救われることがあると思ったからです」

また、物語全体を通して、作者が言いたかったことがわかれば、その点にも触れましょう。

例:「この物語は、友情の大切さを伝えていると感じました」

 

文章の構成などを見直す

ざっくりと文が書けたら、誤字脱字がないかを確認し、文章の構成を見直しましょう。話がいったりきたりしている場合には順番を入れ替えます。

また、話の内容が変わるごとに段落を入れていきましょう。中盤の、印象に残った場面がいくつもある場合は、その場面が切り替わるごとに段落を入れます。完成したら、原稿用紙に清書しましょう。

 

分量が足りないときは…

どうしても分量が足りないときは、最初のあらすじを膨らませると良いです

例:「◇◇に行ったり、××に出会ったりしながら、足を進めていきました。さまざまな困難を乗り越えて、最後はみごと△△をやり遂げます」というような感じで、文字数を稼ぎましょう。
 

 

 

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良い文章を書くには文章を工夫する

良い作文は、内容が充実していることが何より大切です。でも作文が苦手という人は、とりあえず文章だけでも工夫してみましょう。

まずひとつのポイントとしては、「文の終わりを毎回変える」というのがあります。

「~でした」「~でした」「~でした」と、同じ終わり方の文が続くと、単調で読みにくくなります。
⇒「~でした」「~です」「~でした」「~ました」と少し変えるだけで、印象はかなり変わります。

また、感情の表現を工夫するというのもひとつの手です

表現を変えるだけで、レベルが上がった文章になります。
「ドキドキしました」「びっくりしました」⇒「息を飲みました」「動揺しました」

擬態語をできるだけ使わないこと、熟語や慣用句を入れてみることを心がけると、文字数も稼げるし一石二鳥です。

辞書を引いて、語句を探してみましょう。

 

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【小学校高学年】読書感想文の構成と書き方の例!親はどこまで手伝える?

子どもの読書感想文を、どこまで親が宿題を手伝って良いのか、というのは難しい問題です。

読書感想文で何を書いたら良いかわからない子に対しては、本を読んだあとで「何が面白かったか」「一番心に残ったのは何か」「自分だったらどうするか」という点を聞いてみると良いと思います。

喋っていると、感想はスラスラ出てくるものです。ひとつ出てきたら、「他には?」といくつか聞いてみてください。そして、子どもが喋った内容を、子ども自身の手でメモに残していきます。

それができればあとは簡単です。メモをそのまま文章にすれば良いだけ、とアドバイスしてあげましょう。

 

>>小学校低学年向けの読書感想文の書き方のコツは?

>>中学生向けの読書感想文の書き方のコツは?

>>高校生向けの読書感想文の書き方のコツは?

 

小学校低学年の本の選び方は?

読書感想文の題材にする本は、基本的に何でも構いません。

高学年向けの本から選ばなくてはなないというわけではないので、読書が苦手なら少し簡単な本でも問題ないです。

ただ、読書感想文が書きやすい本というのはあるので、以下ではその点を紹介します。

 

わかりやすい本を選ぼう!

出だしは穏やかな始まりですが、途中で大きな冒険や事件が発生して、主人公が工夫と努力でそれを乗り越えていく…という話だと、とても書きやすいです。

話の盛り上がり部分がわかりやすい作品ということですね。映画で言うと、パニック映画みたいな作品です。

こうした作品は、印象に残るシーンがたくさんあります。その点をピックアップして、自分なりの気持ちを書いていけば、文章が作りやすいです。

本屋に行って選ぶなら、帯や作品の紹介文を見て、こういった作品を選びましょう。

 

主人公に自分を投影しやすい作品を選ぶ

「自分だったらどうするか」というのも、感想文を書くうえでは大切なテーマのひとつです

そのことを考えるうえで、主人公の立場が何かしら自分に近いと書きやすいと思います。年齢が近いとか、性別が同じだとか、趣味が合うとか、なんでも構いません。

この点はそこまで気にする必要はないですが、どの本にするか迷ったら、参考にしてみてください。

 

その本を選んだときの気持ちは?

この本にしよう、と決めたら、なぜその本を選んだのかを必ず覚えておきましょう

こちらもあとで紹介しますが、読書感想文の書き出しの鉄板テーマのひとつに、「なぜその本を選んだのか」というものがあるからです。

表紙が目を引いた、タイトルに心を惹かれた、帯の紹介文が面白かったなど、理由は何でも構いません。こうした理由がひとつ自分の中にあれば、そのきっかけの気持ちが、最後まで読んでみてどう変わったのか、という文章にもつながります。

もちろん、「親が勧めてくれたから」でも大丈夫です。

勧められて読んで良かったとか、思っていた以上に難しい話だったとか、いろいろな感想が生まれることでしょう。

 

読書感想文で本を読むときのポイント

さて、いよいよ本を読む、というときに、ひとつ大切なポイントがあります。

それは、気になったシーンに付箋を貼っていく、ということです。

絵本のように短い本ならやらなくても良いのですが、小学校高学年が読む本は、どれもなかなかの分量があります。感想文を書いていて、作中の場面をもう一度見返そうと思ったときに、それをやっていないと、かなりの時間がかかってしまいます。

また、何について感動したのか振り返るのにも役立ちますよね!

気になった場面、というのは、どんなも

のでも構いません。「面白いな」「かわいそうだな」「大変そうだな」など、あらゆる感情を抱いた場面に付箋を貼っていきましょう

たとえば、「主人公はお気に入りの黄色い服を着てでかけました」とあったら、「黄色が好きなのか、自分と同じだな」と思ったら、そこにも付箋を貼ります。

こんなことでも、あとできっと役に立ちます。

まずは一度、通して読みながら、そうやって付箋をバンバン貼っていくと良いと思います。

読み終わったら、次に付箋の部分を見返していきましょう。そこで、感想を付箋にメモしていきます。これはメモなので、ざっくりで構いません。

「変だなと思った」「大変なことが起きそう」「想像すると笑える」など、思ったことを素直に書いておきましょう。

さらに、付箋の中でも特に印象に残った場面には、色の違う付箋を付けてわかるようにしておきます

またこのとき、「なんで付箋貼ったんだっけ?」と思う場面は、おそらくネタにならないので、付箋は剥がしてしまいましょう。

 

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読書感想文書き方小学生高学年の例を紹介!構成や書き出しでおしゃれな文章にするには?まとめ

読書感想文書き方小学生高学年の例を紹介!構成や書き出しでおしゃれな文章にするにはどうすればよいのかを紹介してきました。

小学生高学年の読書感想文は、難しいことを考えず紹介した構成や書き出しを参考にとりあえず書いてみてください。

小学生の読書感想文は本を読んで、思ったことを素直に書いていけば良いだけです。

読書感想文を書くときは、自分なりの言葉で、自分だけの文章を作っていきましょう!

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