もうすぐ夏がやってきます!
夏といえば、花火ですよね。しかし今年(2020年)は、コロナの影響で多くの花火大会が中止になってしまいました。
それなら家庭用の花火を購入して、家の前や庭で花火を楽しもうと考えている人も多いと思います。
ただ、自宅の庭や、家の前の道路などで花火をやると、音や煙の問題から近所に迷惑ではないのか、文句や苦情を言われたりしないかと心配になりますよね。
この記事では、家の庭や家の前で花火をする際の注意点などを紹介します。
・花火を自宅前や家の庭で近所迷惑にならない方法や注意点
・花火を自宅前や家の庭でしても近所迷惑にならないおすすめ花火ベスト10
・自宅前の自宅前や家の庭でするときにおすすめできない花火
・花火を自宅前や家の庭でするときの準備
・花火を自宅前や家の庭でするとき近所迷惑にならない後片付け
おすすめの花火では、写真映えする花火や色が変わる線香花火など、家族で楽しめる自宅用花火や手持ち花火を紹介しています。
近所迷惑や非常識と思われないように、ご近所トラブルを回避して、安全に花火を堪能しましょう!
Contents
花火を自宅前や家の庭でするのは非常識で近所迷惑?
隣近所にあまり家がない環境であれば、庭で花火をやってもなんら問題はないでしょう。しかし、隣の家がすぐ近くにあり、間には低い塀しかないというような場合は注意が必要です。
基本的に、自宅の庭など私有地の敷地内であれば、そこで何をしようと個人の自由です。
しかし、花火をやると煙と音が出ます。これらは、塀を超えて隣近所まで届いてしまいます。
煙と音が隣近所の迷惑にならないように、気を配る必要があります。
なお、マンションなどの集合住宅に暮らす人は、マンションの敷地内の空き地などで行うと良いでしょう。
ただ、その空き地が花火をやっても良い場所かどうかは必ず事前に確認してください。
近所に花火をしても良い公園があるなら、そこでやるのも手です。間違っても公道で行ってはいけません。
花火を自宅前や家の庭でしても近所迷惑にならない方法や注意点
ここからは、具体的にどのような点に気をつけて花火を行えば良いのかを紹介します。
まず基本として、庭や空き地、公園等の敷地内において、周辺の家から最も距離があり、周りに燃えやすいものがない場所で行うようにしてください。
特に、隣の家の洗濯物を干す場所や、ベランダから距離を取ることが大切です。
花火をする時間
花火は夜にやるものですが、あまり遅い時間だと近所の迷惑になります。
赤ちゃんがいる家庭では、夜7時には寝かしつけをするということも珍しくありません。
そのため、7時以降は屋外であまり大きな音を出さない方が良いです。7時を過ぎたら音が出る花火は控え、声の大きさにも注意するようにしてください。
5時~6時くらいに始めて、派手な花火は最初に行い、8時過ぎには終わらせるようにすると良いと思います。
どれだけ遅くても、10時は超えないようにした方が良いでしょう。
花火の煙が流れていく風向き
花火をやる当日にならないとわからないことではありますが、風向きはかなり重要です。隣の家に向かって風が吹いているときはやめたほうが良いでしょう。
なお、風が強い日は、そもそも危険なのでやらないでください。
花火の音と子どもの声
家で行う場合は、大きな音が出る花火はやらないようにしましょう。
普通の打ち上げ花火や噴出し花火も、それなりに音が出るので、あまり遅い時間には行わない方が良いです。
また、子どもの声にも注意が必要です。テンションが上がった子どもは特に大騒ぎしがちです。「夜だから静かに」と教えて、あまり大きな声を出しすぎないようにしましょう。
近所への挨拶
「花火をやるので、うるさかったらすみません」と、近所の人に事前に断っておくというのもひとつの手です。
しかし、日頃からご近所の人たちと良い関係ができていれば、花火で少し騒いだくらいでは、トラブルにはなりにくいです。
普段から、顔を合わせたらきちんと挨拶をし、軽い世間話くらいはするような間柄になっておくのが良いと思います。
大勢ではやらない
花火に限らず、住宅地の真ん中で、大人数で騒いだら迷惑になるに決まっています。
自宅で花火を楽しむときは、家族だけでやるなど、人数が多くなりすぎないように注意しましょう。大人数で遊ぶときは、公園や海岸、河原などへ行くと良いですよ!
夏のイベント『まとめ』
自宅前や家の庭でしても近所迷惑にならないおすすめ花火ベスト10
自宅の庭などで楽しむ花火は、近所迷惑にならないように音が小さいもの、煙が少ないものがおすすめです。
自宅用花火のランキングを紹介するので参考にしてください。
10位:ながーく遊べるスパーク5
花火といえば、すぐに燃え尽きてしまうものというイメージですが、こちらはかなり長い時間楽しむことができます。
火の色も、バリエーションがあってきれいです。
価格は1500円ほどです。
9位:煙がすくなめ花火
住宅地で行うことを想定した、煙の少ない花火です。
あまり煙くないので、小さい子でも思う存分楽しめます。種類も豊富です。
価格は1000円ほどです。
8位:はなびーチョS 12本入
定番のスパーク花火や線香花火のほか、煙の少ない花火も入ったセットです。
幅広い年齢の人が楽しめます。
10本入なので、人数が多いときは数セットまとめて購入しても良いかもしれません。
価格は2000円ほどです。
7位:花火屋の本気 けむりの少ない花火
煙が少なく、派手な花火がセットになっています。
色とりどりの、鮮やかな花火が楽しめます。大人にもおすすめです。
価格は3000円ほどです。
6位:花火屋のマジ盛り2020(写真映えセット)
SNSに投稿するのにピッタリの、華やかな花火セットです。
大きなハートが出てくるような花火もあります。
横にも広がる噴出し花火は迫力満点です。ただ、狭い場所ではやらないようにしてください。
価格は3000円ほどです。
5位:スマホでキレイな写真が取れる花火セット
こちらもSNS向けの、写真がきれいにとれる花火です。
煙が少ないので、家でやるのにも向いています。
写真映えするとあって、色もきれいなので、子どもも喜びますよ!
価格は1000円ほどです。
4位:燃焼時間が長い手持ち花火セット
燃焼時間が40秒~70秒と長い花火の詰め合わせです。
色が次々と変わっていくので、子どもでもずっと楽しめます。
約50本も入っているので、みんなで楽しめますね!
価格は1300円ほどです。
3位:お庭で遊べる花火デラックス
手持ち花火と噴出花火、線香花火などが入っています。
大きな音がするものがなく、庭で遊ぶのに最適なセットです。
種類が豊富なので、子どもも飽きずにずっと楽しめます。
価格は2000円ほどです。
2位:小さなお子様も安心!お庭で花火セット
手持ち花火に加え、噴出花火が15本も入ったセットです。
その場で噴き出すだけなので、庭でやっても大丈夫です。
色が変わる花火や線香花火も入っているので、大人から子どもまで幅広く楽しめますね!
価格は3000円ほどです。
1位:花火屋のマジ盛り2020 (手持ちセット3000)
手持ち花火が29種類、200本以上も入っています。
きれいなスパークが見られるもの、色がきれいに変わるもの、煙が少ないものなど、さまざまなバリエーションがあります。
1回ではすべてやりきれないです。何回も楽しんでください!
価格は3300円ほどです。
自宅の庭や家の前でするときにおすすめできない花火
手軽に遊べる花火の中にも、いくつか自宅前などでやるべきでないものがあります。
音が大きいもの、煙が大量に出るものについてはこれまで紹介したとおりですが、それ以外にも注意したいものを確認しておきます。
動きのあるもの、飛ぶもの
ねずみ花火のように動きがあるものは、自宅の庭ではやらないほうが良いです。庭のどこへ行ってしまうかわからないので、何かに燃え移ってしまう可能性があるからです。
また、ロケット花火などの飛ぶようなタイプのものもやめておきましょう。これらは、危険なだけでなく、飛んだロケット花火がが隣の家まで行ってしまうおそれがあります。
ヘビ玉のように直接地面に触れるもの
これは、自宅の庭の、土の上であればやっても問題ないと思います。
しかし、アスファルトやコンクリートの上ではやらない方が良いです。なぜなら、焦げた跡が残ってしまう可能性があるからです。
もちろん、自宅の庭や駐車場が焦げても良いという人は、思う存分楽しんで良いでしょう。
ただ、集合住宅の空き地などではやらないでください。跡が残ってしまったら、どんな問題に発展するかわかりません。
花火を自宅前や家の庭でするときの準備
花火を行うには、さまざまな準備が必要です。
火を扱うので、火事にならないように、また子どもが怪我をしたりしないように、しっかり確認しておいてください。
必ず用意するもの
花火をやる際に必ず用意するべきなのは以下の3つです。
・懐中電灯などの明かり
・虫よけ
遊び終わった花火は、水を入れたバケツに入れてしっかり消火してください。
他にも、花火をする場所に蛇口がある場合には、すぐに水が出せるようにホースなどを準備しておくと良いと思います。
また、集合住宅の空き地などで行う場合には、ゴミを持ち帰るためのゴミ袋も用意しましょう。
手軽に火を点けるための工夫
手持ち花火のひとつひとつに、チャッカマンやライターで火を点けるのは面倒です。
そこで、ロウソクを準備しましょう。ロウソクに火を点けて、ロウを少し垂らすか下が土であれば少し埋めるなどして立たせます。
それを、風よけで囲います。植木鉢など、燃えない素材で頑丈なものが良いです。防風板があると便利です。
このようにして置いておけば、いちいちチャッカマンやライターを使用する手間が省けます。
ただ、ロウソクを使用すると、常に火が点いている状態になるので、小さな子どもがいる場合には注意が必要です。
ふざけた拍子に火に近づいてしまい、服などに燃え移ってしまうことがないように、十分に気を配ってください。
その他、安全に楽しむためのコツ
火を使って遊ぶわけなので、当然ですが燃えやすいものは遠ざけておきましょう。
また、小さな子どもには、サンダルではなく靴を履かせておくと良いです。万一、火の粉が飛んだりしても大丈夫です。
花火を自宅前や家の庭で近所迷惑にならない後片付けの注意点
花火が終わったら、きちんと後片付けをしましょう。
暗い中なので大変とは思いますが、終わった花火はすべて水の中に入れ、火種がいっさい残っていないことを確認してください。可能であれば、遊んだ近辺には、少し水をまいておきましょう。
また、ゴミは確実に回収して捨ててください。
念のため、翌日の朝に、もう一度取り残しがないか確認しましょう。集合住宅の空き地では特に注意が必要です。
花火を自宅前や家の庭でするのは非常識で近所迷惑?まとめ
花火は古くから日本に伝わる、夏の風物詩です。大人から子どもまで、誰もが楽しく遊べるアイテムですよね!
でもご近所に文句を言われてしまったら、せっかくのお楽しみが台無しです。
音や煙、ゴミの処理などに気をつけて、目一杯楽しみましょう。
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