5月から11月頃まで店頭に並ぶいちじくですが、あまり馴染みがないという方が多い果物です。
スーパーにもあまり並んでいないし、目に触れる機会もないですよね。一度も食べたことがない方も多いと思います。
しかし調べていくと、いちじくには栄養価が高く女性には嬉しい効果がたくさんあることも分かりました。たとえば、便秘や下痢の解消、老化防止、しわの予防、ダイエット効果、貧血防止、冷え解消などの効果があります。
さらに、いちじくのドライフルーツは、生に比べて栄養価がさらにアップすることが分かりました。
この記事では、いちじくの栄養価や女性に嬉しい効果、さらにドライフルーツにした時の栄養価やカロリーを生と比較、いちじくを食べるときの注意点などを紹介します。
ぜひ、栄養価たたっぷりのいちじくを一度食べてみてください。
Contents
いちじくの栄養価や栄養素は?
いちじくは多くの栄養価を含んだ果物であることをご存じですか?
いちじくで有名な栄養素はペクチンと呼ばれるものです。
水溶性の食物繊維で腸内環境を整えるものです。
他にも、カリウム・アントシアニン・エストロゲン・フィシン・アミラーゼ・カルシウム・鉄分とたくさんの栄養を含んでいます。
主な栄養素を少し上げただけで、これだけ多くの栄養が含まれていることがわかります。
正直ここまで栄養価が高いとは驚きです。
女性に嬉しいいちじくの効果!老化防止やしわの予防も?
女性がいちじくの効果を聞けば、おそらく明日からすぐに食べたくなることでしょう。
・カリウム⇒むくみ解消
・アントシアニン⇒老化防止、メラニンを抑、しわの予防
・エストロゲン⇒女性特有の月経前後や更年期などのホルモンの調整
・アミラーゼ⇒ダイエット効果
・鉄分⇒貧血予防・冷え解消
どれを取っても良いことだらけです!
自分だけこっそりと、いちじくを食べて周りと差をつけたくなるほどです。
いちじくのカロリーは他の果物と比べて高い?
果物であり・甘いものであり・栄養価が高いという事ですが、そんなに甘い話があるのかと疑ってしまいます。
もしかすると、カロリーが高い可能性があります。
他の果物と比較してみましょう。
100gあたりのカロリー 一覧 | |
いちじく | 54kcal |
バナナ | 86kcal |
パイナップル | 84kcal |
リンゴ | 61kcal |
メロン | 42kcal |
もも | 40kcal |
グレープフルーツ | 38kcal |
果物の中ではカロリーは平均より少し低い方です。
果物の平均カロリーは61kcalとされているので、生活の中に取り入れる分には、問題のない範囲内と考えられます。
糖質も同じく平均より低く、更に糖質吸収を抑える効果もある為、ダイエットをしている方や糖尿病予備軍の方に効果的でしょう。(すでに糖尿病の方は主治医との相談が必要です)
カロリーも糖質も問題なく食べられるというのは嬉しいですね。
いちじくはドライフルーツにすると栄養価がアップ!
女性に人気のドライフルーツはどうでしょうか?
ドライフルーツにすると凝縮されてほとんどの栄養価がアップします。
特にカリウムは5倍以上に増えるため、便秘の女性にはかなり効果的です。
生のいちじくですと、なかなか出先で食べることが難しいですが
ドライフルーツであれば、持ち運びも楽になりますね。
いちじくのドライフルーツのデメリットは?
生のいちじくに比べとても食べやすい為、ドライフルーツ1粒であれば一口で食べてしまいます。
食べ過ぎてカロリーオーバーしてしまうなんてこともあるでしょう。ここは気を付けたい点です。
またいちじく自体は腹持ちが悪いため、ついつい何かを口に入れたくなってしまうところが欠点です。
おやつにドライフルーツを何粒か食べるくらいなら大丈夫ですが、ダイエット目的の方がドライフルーツをたくさん食べてしまうと逆効果になってしまうことがあります。
そして、ドライフルーツのいちじくはビタミンCが失われてしまいます。
乾燥させただけで失われる栄養素があるのは、とても残念ですね。
いちじくを生とドライフルーツで栄養価を比較
結局、どのくらい栄養価に差があるのか、100gあたりの比較してみましょう。
生のいちじく |
ドライフルーツ |
|
カロリー |
54kcal |
292kcal |
カリウム |
170㎎ |
840㎎ |
カルシウム |
26㎎ |
130㎎ |
鉄分 |
0.3㎎ |
1.4㎎ |
ビタミンC |
2㎎ |
0㎎ |
あくまでもグラム数での比較の為、1粒にするとまた数値が変わります。
低カロリーで抑えたいのか・カリウムを多く摂取したいのか・ビタミンCを残したいのかをよく考え、どちらでどのくらいの量を食べるのかを決めると良いでしょう。
とはいえ、ドライフルーツの方が保存も出来ますし、圧倒的に食べやすいので、ビタミンCは無くなってもこちらの方が人気の食べ方と言えます。
いちじくは1日に何個食べればよい?
身体に良いいちじくですが、食べ過ぎは良くないです。
1日にどのくらいの量にすれば、1番効果的なのでしょうか?
理想は2~3個です。
ドライフルーツですと、もっと食べたくなってしまうところを我慢です。
食べ過ぎてしまうと水溶性食物繊維の取り過ぎで下痢になってしまうことがあります。
取ればとるほど良い栄養素ばかりではないということですね。
いちじくを食べるときの注意点は?
いちじくに含まれるフィシンという消化を助ける成分があります。
タンパク質を分解してくれる酵素なのですが、人間のタンパク質まで分解してしまいます。
これにより1日に何個も食べてしまうと、舌がピリピリしてしまうことがあります。
あまりにも酷い場合はアレルギー反応を起こし、口唇の腫れや嘔吐などを引き起こすので注意が必要です。
まとめ
1日2~3個のいちじくであれば、とても女性に嬉しい果物であることがわかりました。
不老不死の食べ物と言われるだけあって、やはり栄養価は豊富です。
明日からでも遅くないです。
すぐにでも1日の生活に、いちじくを取り入れてみましょう!
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