段々と吹く風が冷たく感じられると、バタバタとした年末年始が始まるなと思うと同時に、インフルエンザやたくさんの病気に気をつけなければと対策を考えますよね。
自宅にウイルスや菌を入れないために開発されテレビCMでもおなじみの『クレベリン』。
置型タイプから持ち運びのできるタイプ、最近では手指専用のジェル・スプレータイプなどが発売されています。
そんな人気の『クレベリン』ですが、人体への影響はないのでしょうか?また、匂いなどからくる副作用はないのでしょうか?
この記事では、クレベリンの成分や効果、頭痛や咳など人体への影響、赤ちゃんや子供への影響について調べていきたいと思います。
クレベリンで頭痛や咳?副作用はあるの?
クレベリンの持つ効果が二酸化塩素の働きであることが分かったところで、そのクレベリンが人体に影響を与えることはないのかを調べてみましょう。
結論からお話するとクレベリンを使用することによって人体へ直接悪い影響を与えることはありません。
しかし使用方法を誤ると、敏感な方は『喉の痛み・咳』や『不快感』などの副作用を経験することはあるかも知れません。
ではその副作用はどんな使用方法をすると起こるのでしょうか?
それは『直接匂いを嗅いでしまう』・『室内濃度が高くなる』ことによって副作用は起こることがあります。
クレベリンに入っている二酸化塩素の濃度はもちろん人体へ悪影響となる濃度では作られていませんが、本体に鼻を近づけて吸い込むと独特の刺激臭を感じ、咳き込んだり、気分が悪くなってしまう可能性があります。
また定期的に室内は換気を行って室内に二酸化塩素をこもらせないことも必要です。
冬場は換気を怠ってしまうことが多くなりがちですが、換気は通常の風邪予防にも欠かせないのでしっかりと換気をして空気を入れ替えましょう。
クレベリンは赤ちゃんや子供への影響は?
子供や赤ちゃんなどの子供についてもクレベリンの人体への影響はまずなく安全に使用することはできるのですが、大人よりも独特の刺激臭を敏感に感じる可能性は高いかも知れません。
小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では次のことを徹底してください。
それはお子さんの『手の届かない場所』に設置することです、子供は鼻を近づけて直接ニオイをかぐだけではなく、こぼしてしまい口に入れてしまうかも知れません。
先程設置場所についてオススメした場所として高いところと書きましたが、それは二酸化塩素が空気よりも重たいので高いところに置いて効果を室内全体に広げるという役目がありますが、お子さんの手が届かないといった利点もあるのでぜひ覚えておきたいですね。
クレベリンの成分や効果は?
まずはクレベリンの持っている成分や、その効果について調べていきたいと思います。
クレベリンとは空気中にあるウイルスや菌さらにニオイなどを除去する目的で開発された商品です。
クレベリンは二酸化塩素を主成分とし溶存二酸化塩素ガス、亜塩素酸塩・pH調整剤を構成成分としたことで時間とともに減少してしまう二酸化塩素の濃度を一定化させることができゲル剤として流通製品化を可能にした商品です。
効果は大きく分けて5つあります。
『ウイルス除去・カビ抑制・消臭・除菌・アレル物質の除去』です。
主成分である二酸化塩素に働きによって上記に挙げたウイルスや菌は不活化できるようになるのでインフルエンザやノロウイルスの菌を広げるのを防ぐことができます。
クレベリンの主成分 二酸化塩素とは?
ではクレベリンの主成分である『二酸化塩素』とは何なのでしょうか?
二酸化塩素は強い酸化力を持ち日本ではパルプの漂白・水道水の殺菌などに使用され、夏のプールの水の殺菌に使用しているといえばわかりやすいかなと思います。
日常生活の中で使用されるようになったのはここ数年でありながらも様々な場面で使用されているのがこの『二酸化塩素』なんです。
また二酸化塩素の性質は『空気より重たい』のでクレベリン(置型)を使用する際には高いところに設置することが勧められています。
クレベリンの副作用と子供への影響のまとめ
今回はインフルエンザやノロウイルスの予防に大活躍の製品『クレベリン』の副作用について調べてきました。
主成分の『二酸化塩素』はプールの水や水道水の殺菌などに使用される身近なものではありますが、小さなお子さんがいるご家庭ではやはり人体への影響は気になるもの。
クレベリンは人体への影響なく製造されていますが、二酸化塩素の独特の刺激臭を子供たちは敏感に感じるかも知れません、そんな時には『換気を行うこと』『直接ニオイを嗅がないこと』など使用上の注意として守ってください。
冬の間のウイルスや菌の対策は使用上の注意をよく守って、大切な家族を守って快適に過ごしたいですね。
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