自転車の通勤は、ストレス解消やダイエット効果も期待できます。
しかし、夏の自転車通勤には「汗をかく」という最大の難点があります。
汗をかくと、服がべたべたになって気持ち悪いし、臭いも気になります。しかも、汗だくになってすぐに仕事はつらいですよね。
しかも、服装がスーツだったり、リュックやバッグを背負った状態で自転車通勤をしていると、汗がだらだらと出て止まらなくなりますよね。
そこでこの記事では、自転車通勤で汗をかかない方法、自転車通勤で汗をかいたときの対策、自転車通勤の汗対策グッズを紹介します。
自転車通勤で汗をかかない方法では、すぐに実践できる6つの方法を紹介します。
汗だくになるのを少しでも抑えて、快適に自転車通勤をしましょう!
Contents
夏の自転車通勤で汗臭くならないために!汗をかかない6つの方法
暑い夏の自転車通勤で、少しでも汗をかかない方法をいくつか紹介していきます。
ぜひ参考にしてください。
1.リュックを背負わない
中高生だと鞄の指定がありますが、大学生や社会人になると鞄の選択も自由になります。
私も通勤でリュックを使うのが好きで愛用していますが、夏の自転車通勤にリュックを使うのはよくないのです。
背中にリュックを背負ってしまうと、荷物の重さと体温の熱が背中に集まってしまうため、汗がたまりやすい、体温の逃げ場をなくしてしまうことになります。
風の通りはよくしておかないと、汗をため込む原因となります。
汗対策のため、自転車についているカゴに荷物を乗せるようにしてみてください。
2.ギアを軽くして足への負担を減らす
ギアを重くすると漕ぐ足にかかる負担も大きくなります。
一直線を走るときにはギアを重くしてこぐ回数を減らして進むのもいいと思いますが、上り坂は「ギアを軽く」して、負荷を減らすことがポイントです。
上り坂の時点でペダルを漕ぐ足に負担をかけています。
ついついギアを重くして踏ん張りたい気持ちになりますが、汗対策のことも考えて「ギアは軽く、負担を減らす」ポイントを実践してみてください。
3.通勤するときの時間帯を工夫する
自転車通勤だから汗をかくわけではなく、駅まで歩く、バス停に歩くだけでも汗をかきます。
もちろん、密閉されたバスや電車の熱気で汗をかくこともあります。
大切なのは通勤時の工夫です。
まずは、可能な限り涼しい時間帯を選んで通勤してください。
夏は日の昇りも早くて、朝7時を過ぎるとぐんぐん気温が上がっていきます。
なるべく汗の量を調整していきたいので、「ペダルを漕ぐ足に負担をかけない余裕の通勤時間」と「涼しい時間帯」を意識してみてください。
4.通勤するときの服装を工夫する
夏の通勤・通学なら着替えてしまうのが一番安心できる「汗対策」です。
汗はかいた瞬間は無臭だけど、放置することで菌と混じり悪臭へと変化します。
着替えてしまえば、勤務中も授業中も汗の匂いに悩まず過ごせます。
さらに、通気性のいいTシャツなどで通勤できれば、自転車を漕いでいる時の汗の量も最小限に抑えることができます。
スーツや制服は熱がこもりやすいので、メッシュ素材やスポーツに最適なTシャツや上着を活用してみてください。
5.消臭・速乾効果のある柔軟剤を使う
洋服に菌が残っているのも危険です。
汗と混じって悪臭を生み出さないために、洋服や洗濯槽の菌を除去してくれるアイテムを活用しましょう。
香りを長く残してくれる柔軟剤や、24時間の消臭・速乾効果を維持できる柔軟剤がたくさん出ているので、ぜひ使ってみてください。
スポーツをしている方には、ハミングファインのスポーツ用がおすすめです。
6.徐々にスピードを落として調整する
最後にこの方法を試してほしいのですが、「徐々にスピードを落としてから自転車を降りる」ようにしてください。
そのままのスピードで会社や学校について自転車を降りてしまうと、熱をもった体温がそのままこもってしまいます。
急激な変化を与えないために、通勤経路の真ん中あたりを過ぎたら、少しずつスピードを調整しながら降りる準備を整えてください。
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夏の自転車通勤で汗臭くならないために!汗をかいたときの3つの対策
暑い夏の自転車通勤は、どうしても汗をかいてしまいます。
汗をかいてしまった後の対策をいくつか紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
1.ひんやりアイテムを使って体を冷やす
ひんやり感が持続するタオルや保冷剤で、首元やワキ下など大きな動脈がある場所を冷やしてください。
水道のお水で両手を冷やす方法もおすすめです。
自転車通勤で熱がこもった体をクールダウンさせてあげましょう。
2.着替えをする
夏の通勤には着替えを持っていた方が安心です。
汗が菌と混じると異臭に代わってしまうので、汗をそのままにせず、可能な限り着替えてみてください。
自分専用のロッカーがある人は、スーツや制服などの着替えを保管しておくと荷物が軽くなりますよ。
着替えのときに消臭アイテムで衣服や靴のケアも一緒にしてください。
3.汗拭きシートの活用
かいた汗はきれいにふき取りましょう。
拭きとらずに着替えてしまうと、体に残った汗が新しい衣服に付着して臭いを発生させてしまいます。
汗拭きシートの中には除菌効果が高いもの、接触冷感の効果があるもの、香りが変化するものと、いろんなタイプが出ています。
汗を拭きとる+自分が欲しい機能を選択してみてください。
汗拭きシートできれいにふき取った清潔な肌に新しい衣服をまとってください。
汗をかいた不快感もクリアになり、リフレッシュできますよ。
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夏の自転車通勤で汗臭くならないために!汗対策グッズ
アイスノン首元ひんやり氷結ベルト
首元に巻いてつかう氷結ゲルです。
凍らせて使うこともでき、首に巻くだけで汗をすっと引かせてくれます。
自転車通勤の後の火照った体を準備に冷やして、汗の嫌な臭いを防ぎましょう。
小林製薬から似た商品が出ていますが、しっかりした冷たさを実感できるのは「アイスノン」だと思います。
首に巻く以外のタイプも販売しているので、自分にあった形を選んでみてください。
アームカバー
95%以上のUVカット効果と-5℃の接触冷感の機能をもったアームカバーです。
商品の着用モデルは女性ですが、男性も使えるサイズと使用感でブラックカラーがおすすめです。
Amazonレビューではブラックを購入した男性の口コミも確認できます。
お店で売っているような布の質感ではなくさらりと薄手で軽い付け心地なので、若い世代の男女がつけても大丈夫なデザインです。
体の1部分だけでも冷やしながら自転車に乗れれば、ぐっと汗の量を減らすことができます。
男性も女性と同じように紫外線対策も大切なので、こういったアイテムの活用もおすすめです。
夏の自転車通勤で汗臭くならないために!まとめ
自転車で汗をかかない方法と汗をかいた時の対策を紹介しました。
どうしても汗はかくものですが、なるべくかかない工夫も大切です。
バスや電車の時間に縛られるストレスも、座るかわかない人込みのストレスも解放できる自転車通勤を、汗対策を取り入れながら快適に続けてください。
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