2020年もプロ野球開幕が近づいてきました!
今年はコロナウイルスの影響もあり、オープン戦は全試合無観客試合になってしまいました。
球場で応援したいファンとしては、少し寂しいけど仕方がないですね。現時点では、開幕戦がいつになるかは決まっていませんが、プロ野球ファンとしては早く開幕してもらいたいと思っています。
ところで、2020年のパリーグ各チームの戦力はどうなのでしょうか?
ひいきのチームが「今年は優勝できるかな?」「Aクラスに入れるかな?」とワクワクしている方も多いと思います。
そこでこの記事では、パリーグ各チームの攻撃力(打撃力)に特化して、戦力分析&ランキングしました。
今年のパリーグは、大きな補強やトレードが多かったですが、ソフトバンクと西武の優勝争いにどのチームが割り込んでくるのかが焦点になってくると思います。
ぜひ、各チームの攻撃力から自分なりのペナントレースの順位予想をしてみてください!
Contents
パリーグ攻撃力分析 西武ライオンズ【2020年最新】
打撃力:A
打撃陣に関しては12球団でも、トップクラスということは変わらないと思います。 注目ポイントは下記2点です。
- ①1番バッターの固定(源田/外崎/金子)
- ②中村の打順
①は非常に大きな問題です、秋山は12球団でも随一のリードオフマンだったのでそこを誰が埋めるのかが非常に重要です。
金子が成長して、源田との1番2番コンビが最も理想ですが、金子の成績が例年程度であれば、外崎を持ってきてパンチ力を備える1番ということが中軸以降が超強力な西武ではいいと考えます。
②は①との外崎との絡みがありますが、理想は中村が6番に入る形です。
スパンジェンバーグが5番にはまればよいですが、見る限りでは少しインパクト不足化と思います。 メヒアが復調して5番に入る形が一番理想だと筆者は考えます。
◆関連記事:【西武】開幕スタメン・先発ローテーション予想【2020年最新】
パリーグ攻撃力分析 ソフトバンクホークス【2020年最新】
打撃力:A
柳田を中心に外国人選手・ベテランとタレントは勢揃いで打線は超強力です。
その中でも注目ポイントは下記2点です。
- ①福田代わりの選手の台頭
- ②オリンピックの影響
- ③ベテラン内野陣に代わる戦力の台頭
①2020年のソフトバンクはバレンティン/グラシアル/デスパイネの併用の為に外野守備と中軸の走力を犠牲にすると考えられます。
その中で試合後半では代走 守備固めが重要になってくるので周東の他にもう一人選手が必要です。
この枠に真砂 釜元といった選手が昨年の周東ようなインパクトが残せるかが注目のポイントです。
②はオリンピック予選の関係でキューバ勢が抜けた時に他の選手がアピールできるかが非常に重要です。
グラシアル/デスパイネの両選手が抜けた場合、バレンティンがDHで外野が2枠空きます。そこに上林や周東、真砂といった選手が活躍しレギュラーに名乗りをあげれるか注目です。
③はサード・ファーストが松田・内川の両ベテランであると共に、明石や高谷などスーパーサブもベテランが占めています。
ここに九鬼や三森/増田/リチャードなどの若手が世代交代をできるかが注目ポイントです。
◆関連記事:【ソフトバンク】開幕スタメン・先発ローテーション予想【2020年最新】
パリーグ攻撃力分析 楽天イーグルス【2020年最新】
打撃力:B
打撃陣に関しては上位は強力ですが、下位打線に若干迫力不足を感じます。 注目ポイントは下記2点です。
- ①外国人枠の使い方
- ②9番打者
①については本来であればウィーラー/ロメロ/ブラッシュを全員使いたいところです。
長距離砲が外国人以外では浅村のみということで外国人3人の併用をしたいところですが、投手枠の兼ね合いでどのように使われるかが非常に注目です。
②は田中が成長してほしいと思います。
①でも記載した長打も田中は兼ね備えていますし、9番として出塁すれば盗塁もできるので裏1番としても機能します。
田中ではなく辰巳が入ってきた場合には裏1番としては機能すると思いますが、長打という点でやはり迫力不足が否めないと感じます。
◆関連記事:【楽天】開幕スタメン・先発ローテーション予想【2020年最新】
パリーグ攻撃力分析 ロッテマリーンズ【2020年最新】
打撃力:B
打撃陣に関しては長打もありかつ足がかなり使える布陣になっていると思います。 注目ポイントは下記2点です。
- ①福田の活躍
- ②安田の覚醒
①については福田自体は当然実力のある選手ですが、気になる点としてはソフトバンク時代にはレギュラーとしてシーズンを通して出続けたことがないということです。
福田が期待通りであれば、荻野とのコンビでかなりの数の盗塁も重ねるでしょうし、相手にとっては脅威になると思います。
ただし、大きなスランプなどで福田が機能しないと構想は大きく崩れると思うので要注目です。
②はDHが誰になるかというポイントです。
実績的には角中が妥当でしょうが、期待の選手ということで安田が台頭してきてほしいと考えています。
2020年は打線自体が強力なので、プレッシャーの少ない打順(7番など)で使い続けて、台頭を期待したい選手です。
◆関連記事:【ロッテ】開幕スタメン・先発ローテーション予想【2020年最新】
パリーグ攻撃力分析 日本ハムファイターズ【2020年最新】
打撃力:C
日本ハムは1-4番は軸として機能しているという印象です。 その中でも注目ポイントは下記2点です。
- ①清宮の活躍
- ②外国人選手の長打力
①はファン全員が期待している清宮の活躍です。 清宮は3割30本を打てる力がありますし、広角にも打てるので現状中田の後の5番としてポイントゲッターになると考えています。
②でも述べますが日本ハムの課題は長打力です。 現状中田/大田の二人がなんとか20本塁打というレベルですので、ここに清宮/外国人で30本を目指せるような選手の台頭が必要不可欠です。
②はおそらく外国人枠の関係で野手は1人と考えています。
外国人野手には清宮の後の6番で残ったランナーを一掃する長打力を求めたいと考えています。
王/ビヤヌエバ共に昨シーズンは低調な長打力に終わりましたので、2年目の今季成績を伸ばすことができるかが日本ハムの打線の厚みに直結すると考えています。
◆関連記事:【日本ハム】開幕スタメン・先発ローテーション予想【2020年最新】
パリーグ攻撃力分析 オリックスバファローズ【2020年最新】
打撃力:C
吉田を中心に外国人選手がどれだけマークを分散させられるかが重要です。
その中でも注目ポイントは下記2点です。
- ①外国人選手の活躍
- ②1番の固定
- ③T-岡田の復調
①はおそらく2020年は吉田を中心として前後をジョーンズ・モヤ・ロドリゲスが固める布陣になると思います。
3人の外国人選手が期待通りの活躍をすれば、吉田のマークも分散し、ポテンシャル的には3冠王も狙えるような成績が残せるのではないこと思います。
②昨年は1番打者福田や宗/小田など固定できませんでした。
筆者としては足のある福田が出塁率を3割5分を超えてくるレベルまで持ってきて、1番として固定ができれば、そのあとに控える吉田、助っ人勢の打点がもっと増えてくるのではないかと思います。
③オリックスには若手の台頭ももちろん必要ですが、やはり和製大砲としてT-岡田には復調してもらいたいです。
まだ31歳と老け込む歳ではないですし、T-岡田が7番ぐらいで25本塁打ほど打ってくれると強力な打線が形成できます。
◆関連記事:【オリックス】開幕スタメン・先発ローテーション予想【2020年最新】
パリーグ攻撃力ランキング【2020年最新】
以上の各球団の攻撃力分析の結果から、ランキングは以下の様になります。
順位 | 球団 |
1位 | 西武 |
2位 | ソフトバンク |
3位 | 楽天 |
4位 | ロッテ |
5位 | オリックス |
6位 | 日本ハム |
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