食欲の秋、多くの食材が旬の季節を迎えます。
さつまいももそのひとつです。スーパーでは年中手に入りますが、秋には芋掘りに行って持って帰ってくる、ということもあるのではないでしょうか。
甘くて美味しいさつまいもは、子どもも大人も大好きですよね!
そんなさつまいもですが、食べきれなかった分を冷蔵庫に入れておいて、失敗したという経験がある人もいるのではないでしょうか。
さつまいもは寒さに弱いので、それでは腐ってしまうのです!
ここでは、さつまいもの基本的な保存方法や夏場の保存方法・収穫後の保存方法や保存期間などを紹介します。
きちんと保存して、旬のさつまいもを楽しんでくださいね!
基本的な保存方法
すでに触れたとおり、さつまいもは寒さに弱いので、冷蔵庫には入れないのが基本です。
1本ずつ、新聞紙などに包んで、常温で保存しましょう。日が当たらず、涼しく、風通しが良い場所に置いておきます。適温は、10~15度くらいです。
2週間くらいを目安に使い切りましょう。
切ってしまった場合は
カットしたさつまいもは、ラップで包んで、ポリ袋に入れ、野菜室で保存します。
変色しやすいので、すぐに使い切りましょう。



夏場の保存方法
基本的には常温保存するさつまいもですが、夏の時期には、日中の家の中に15度以下の涼しい場所なんて存在しない、という人もいると思います。
そういった場合は、冷蔵庫や冷凍庫を利用しましょう。
ただ、そのまま冷蔵庫に入れてしまうと失敗します。以下で、冷蔵庫の場合と冷凍保存したい場合の方法を紹介します。
冷蔵庫で保存する
冷蔵庫を使いたい場合は、冷えすぎないように、こちらも新聞紙で1本ずつ包み、ビニール袋などに入れて口を閉じます。
その状態で、野菜室に入れて保存しましょう。野菜室以外の場所は、温度が下がりすぎるのでおすすめできません。
こちらの場合は2ヶ月くらいが保存期間の目安になります。
冷凍して保存する
生のまま冷凍する
生のまま冷凍したい場合は、カットして水に10分くらいさらし、アクを抜きます。その後、水気を拭き取って、ジップロックのような保存用のポリ袋に入れて冷凍しましょう。
空気はできるだけ抜いてくださいね!
ただ、この方法を使っても、さつまいもは色がすぐに変わってしまいます。調理してしまえば気にならないですが、見た目を重視する人は、加熱する方法をおすすめします。
加熱する
加熱して冷凍する場合は、マッシュポテトにしてから冷凍するというのが代表的な方法です。
茹でる、蒸す、レンチンするなどして加熱したあと、つぶして常温まで冷まし、ジップロック等に入れて冷凍します。
小分けにして保存した方が、あとから料理に使う場合に便利ですよ!
また、焼き芋にしてから冷凍にする方法もあります。
まるごと焼いてから、ラップで包んで冷凍庫に入れるだけです。
こちらの場合、半分くらい解凍すると、アイスのようにになってとても美味しいです。
焼き芋として食べたい場合は、全解凍しましょう。
芋掘りで手に入れたさつまいもはどうやって保存する?
収穫したばかりのさつまいもでも、基本的に保存の方法は同じです。新聞紙に包んで、冷暗所にて常温保存しましょう。傷がないものであれば、1ヶ月以上もつこともあります。
ただ注意してほしいのは、保存する際に水洗いをしないこと。余分な土は落としても良いですが、必要以上に泥を落とすことはせずに、そのまま新聞紙にくるみましょう。その方が長持ちします。
また、さつまいもは収穫したてよりも、しばらく置いてからの方が、甘みが増します。すぐ食べるよりは、数日後に食べた方が美味しくなります。

さつまいもを美味しく食べよう!
秋以降であれば、さつまいもはキッチンの片隅で常温保存すれば良いですね!夏場は、冷蔵庫をうまく活用してください。
冷凍するなら、調理してからがおすすめです。
マッシュポテトにしてサラダに添える、コロッケにするなど、用途がある程度決まっている場合は、暇なときに一気に料理しておけば、あとから使うときにも便利ですよね!
食が美味しい秋、旬のさつまいもを新鮮なまま、美味しく楽しんでくださいね!
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