2019年1月にメジャーデビューした「キングヌー(King Gnu)」というグループが、さまざまなところで話題になっています。
ドラマやCMのタイアップ曲をいくつも作成していますよね!飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍の幅を広げています。
ところで、キングヌー(King Gnu)が活動をスタートさせたのは2017年ですが、メンバーたちがその前からともに活動を行っていたことを知っていますか?
キングヌー(King Gnu)はかつて、ほとんど同じメンバーで「サーバヴィンチ(Srv.Vinci)」というバンド名で活動していたのです。
この記事では、サーバヴィンチのメンバーのプロフィール、サーバヴィンチの名前の意味、サーバヴィンチはキングヌーの前身バンドなのか?を調査していきます。
また、キングヌーに改名した理由も紹介します。
キングヌーが気になっている人は、ぜひこちらもチェックしてくださいね!
サーバヴィンチ(Srv.Vinci)メンバーのプロフィールは?
では、サーバヴィンチ(Srv.Vinci)のメンバーのプロフィールを見ていきましょう。
キングヌー(King Gnu)の4人はサーバヴィンチ(Srv.Vinci)の頃からともに活動していたようです。
常田 大希(つねた だいき)
・誕生日/年齢:1992年5月15日/28歳(2020年12月現在)
・身長:不明
・出身地:長野県伊那市
・学歴:長野県伊那北高等学校卒業、東京藝術大学音楽学部器楽科チェロ専攻を中退
King Gnuのリーダーであり、楽曲のすべてを作詞作曲する中心メンバーです。プロデューサーでもあります。
チェロ奏者としても知られており、高校生のときは「第20回日本クラシック音楽コンクール」のチェロ部門で3位という輝かしい実績を収めました。
小澤征爾さんが率いる小澤国際室内楽アカデミーに在籍していたこともあるそうで、その実力は折り紙付きです。
アニメ「血界戦線」のサウンドトラックにチェロ奏者として参加しているほか、映画やドラマの音楽にも多数参加しています。
クラシック、ヒップホップ、ジャズなど幅広い音楽に精通していますが、BLANKEY JET CITYなどの音楽も聴いているそうです。
石若駿(いしわか しゅん)
・誕生日/年齢: 1992年8月16日/28歳(2020年12月現在)
・身長:不明
・出身地:北海道斜里郡清里町
・学歴:東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校卒業、東京芸術大学音楽学部器楽科打楽器専攻卒業
幼い頃からクラシックに造詣が深く、13歳からパーカッションを始めたそうです。
また、札幌ジュニアジャズスクールにも在籍し、ドラムの演奏にも本格的に取り組むようになりました。
ハービー・ハンコックや日野皓正といったアーティストに出会い、影響を受けたと言います。
常田さんとは、東京芸術大学の同級生です。King Gnuには参加していませんが、常田さんのソロプロジェクト「millenium parade」にはドラマーとして参加しています。
なお、石若さんは器楽科打楽器専攻を主席で卒業しているとか。ドラム、パーカッションの実力は誰もが認めるところです。
勢喜 遊(せき ゆう)
・誕生日/年齢:1992年9月2日/28歳(2020年12月現在)
・身長:不明
・出身地:徳島県阿南市
・学歴:不明
変わった姓ですが、「勢喜 遊」というのは本名だそうです。
両親ともにプロミュージシャンという勢喜さんは、幼い頃から電子ドラムなどを親しんでいたそうです。
高校生の頃、ドラマーを目指し上京したのち、セッションバーやミュージックバーで新井さん、常田さんらと出会いました。
ブラックミュージック、ファンク、ラテン音楽などを好んでいるそうです。
また、奇抜な髪型でも知られていますよね!髪型を頻繁に変えることでもおなじみです。
プライベートでは、2019年10月30日に三味線奏者の白藤ひかりさんと結婚しました。
新井 和輝(あらい かずき)
・誕生日/年齢:1992年10月29日/28歳(2020年12月現在)
・身長:不明
・出身地:東京都福生市
・学歴:東京都立青梅総合高等学校卒業、東京経済大学卒業
中学生のとき、バンドに誘われ、空いていたベースパートを担当することになりました。
当初は、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのコピーをしていたそうです。
大学に進学したのち、友達が通っていた国立音楽大学の授業に参加するなどして、音楽を学びました。その頃、勢喜さんとも出会ったようです。
さらに、ジャズ喫茶でジャズと出会った新井さんは、世界的なベーシスト日野“JINO”賢二さんの弟子になりました。
その後、国立音楽大学のジャズバンドに参加しつつ、ジャズのセッションマンとしても活躍しました。他アーティストのサポートなども務めています。
井口 理(いぐち さとる)
・誕生日/年齢:1993年10月5日/27歳(2020年12月現在)
・身長:不明
・出身地:長野県伊那市
・学歴:長野県伊那弥生ヶ丘高等学校卒業、東京藝術大学音楽学部声楽科卒業
常田さんの幼なじみで、声楽家・井口達さんを兄に持ちます。
本人は歌唱においてはテノール担当で、ハモネプリーグにも出場したことがあるそうです。
King Gnuのファンからはお笑い担当として認識されており、グループのムードメーカーとしても知られています。
さらに、2019年3月からは、「オールナイトニッポン0」の木曜日のパーソナリティを務めるようになりました。
ちなみに、番組に憧れのaikoさんが出演したときには、「僕みたいなタイプはどうですか?」などと積極的にアプローチしていました。
なお、Srv.Vinciの頃は「191」という表記で活動していたようです。今も、Twitterのアカウントには191の文字が残されています。
サーバヴィンチ(Srv.Vinci)のバンド名の意味とキングヌーに改名した理由は?
そもそも、なぜSrv.Vinciという名前になったのか、Srv.Vinciにはどういう意味があるのかについては、詳しく明かされていません。
しかし常田さんは、改名後のインタビューで、「ずっと名前は変えようと思っていた」と話しており、なにかきっかけがあれば改名しようと考えていたようです。
なお、そのインタビューで、改名のきっかけは、メンバーが固定してきたことだったとも話しています。
自分だけが固定メンバーという状況から、4人でバンドというスタイルに変わっていったことがターニングポイントになったようですね!
ちなみに、King Gnuという名前は、「ヌー」という動物が巨大な群れを作るように、「自分たちもあらゆる人を巻き込んで大きな群れを作りたい」という思いから付けられた名前だそうです。
サーバヴィンチ(Srv.Vinci)はキングヌー前身バンド?
King Gnuの前身となるグループ、「Srv.Vinci」が結成されたのは2013年のことでした。
当初は前衛的な音楽を奏でるユニットだったそうです。
なお、この頃の固定メンバーは常田さんのみで、他のメンバーは流動的でした。
結成から精力的に活動を続けていったSrv.Vinciは、2013年、2014年とYouTubeにミュージックビデオをアップして、しだいにその名が知られるようになっていきました。
2015年には1stアルバムとなる「Mad me more softly」を発売します。この頃には、メンバーや音楽性も現在のスタイルへと変わっていきました。
2016年になると、タワーレコード限定のミニアルバム「トーキョー・カオティック」も発売されます。それに伴い、渋谷WWWにてリリースイベントも行われました。
そして2017年、アメリカで行われている音楽などの大規模イベント「サウス・バイ・サウスウエスト」に参加し、アメリカの7か所でツアーを行います。なお、このツアーの前後だけ、「Tokyo Chaotic」というバンド名で活動していました。
その後、バンド名を「King Gnu」に変更します。
サーバヴィンチ(Srv.Vinci)のおすすめ曲
ロウラブ
サマーレイン・ダイバー
Mad me more softly
トーキョー・カオティック
サーバヴィンチ(Srv.Vinci)の楽曲もチェックしてみよう!
サーバヴィンチのメンバーのプロフィール、サーバヴィンチの名前の意味、サーバヴィンチはキングヌーの前身バンドなのか?を紹介しました。
サーバヴィンチ(Srv.Vinci)の音楽を聴くと、前身バンドキングヌー(King Gnu)のこれまでの歩みもわかります。キングヌーの原点がわかるので、ファンとしては見逃せないですよね。
サーバヴィンチとしては、フルアルバム「Mad me more softly」、ミニアルバム「トーキョー・カオティック」が発売されているので、チェックしてみてください!
コメント