この記事では、エアコン除湿寒い時の対策は?快適な温度設定と冷房との使い分け方を調査!と題してお送りします。
近年の暑すぎる夏を乗り切るのに欠かせない家電といえば、エアコンです。
エアコンには、ほとんどの機種に「暖房」「冷房」に加え、「除湿」という機能が付いていますよね。
エアコンの除湿は、付けると湿度が下がり部屋が涼しくなりますが、ただそれだけでは、冷房とあまり変わらないような気もします。
しかも、エアコンを除湿にするとは寒くなるという声もよく聞かれます。
エアコンの除湿は一体どういう機能で、どのように使うと効果的なのでしょうか?
ここでは、エアコン除湿寒い時の対策は?快適な温度設定と冷房との使い分け方を調査していきます。
エアコン除湿寒い時の対策は?快適な温度設定と冷房との使い分け方を調査!
やたら寒いと思って目を覚ますと、、
除湿モードのエアコン仕事しすぎだろ😇クッソさみい🥶🥶🥶 pic.twitter.com/5ORfMf8lIV
— とらべと (@travettt) June 19, 2021
エアコンの除湿は室温を下げすぎずに部屋を快適にするために使用するものです。
設定温度は28度くらいにして、室温を下げすぎないようにするのが良いでしょう。
湿度が確認できる場合は、50%くらいになるように設定すると、快適に過ごせます。
『エアコンの除湿』で寒くならないようにする対策
上でも説明したとおり、エアコンの除湿機能を使用するとどうしても室温は下がってしまいます。
これを防ぐには、再熱除湿かハイブリッド除湿を使用するしかありません。
手持ちのエアコンがその機能を搭載しているかどうか、説明書などで確認してみましょう。
また、新しいエアコンを購入する場合には、この機能に注目して機種を選ぶと良いと思います。
手持ちのエアコンが再熱除湿やハイブリッド除湿に対応していなかった場合は、別途除湿機を購入するという手もあります。
おすすめの除湿器
エアコンは、除湿した際に奪った熱を室外機から外へ出すので、室温が下がってしまいます。
しかし除湿機の場合は、奪った熱をそのまま部屋に戻すので、室温は下がりません。これなら、湿度だけを下げることができます。
エアコンの除湿は冷房の電気代より高い?
エアコンの除湿は、一般的には冷房よりも電気代が安いです。ただ、再熱除湿の場合は冷房よりも高くなります。
弱冷房除湿とハイブリッド除湿がだいたい同じくらいで最も安く、次に冷房、最も高いのが再熱除湿です。
電気代を抑えて除湿機能を使用したいなら、弱冷房除湿やハイブリッド除湿を搭載したエアコンを選ぶと良いでしょう。
エアコンの除湿で洗濯物を部屋干しするのは効果がある?
部屋干しにはエアコンの除湿がぴったりです!
部屋干しをすると、洗濯物から出た水分で室内の湿度が上がります。
そのままだとムシムシして不快ですし、洗濯物もなかなか乾きません。かといって、雨が降っている日などは、窓を開けて空気を入れ替えるというのも難しいですよね。
そんなとき、エアコンの除湿を使えば、部屋の湿気を下げて、水分を室外機から外に排出してくれるのです。
サーキュレーターや扇風機を使用して室内の空気を循環させると、より効果がアップします。
エアコンの除湿と冷房の使い分け方は?
除湿と冷房の機能がほとんど同じだと、どうやって使い分けたら良いのか難しいですよね。
基本的には、温度を下げたいときは冷房を使用し、湿度を下げたいときには除湿を使用すると良いようです。
・除湿:室温はそれほど高くないものの、梅雨の時期などの湿度が高くムシムシするとき。
除湿はあくまで湿度を下げる機能なので、室温はそこまで下がりません。「30度以下でそれほど暑くはないが、湿っぽくて不快」というときは、除湿を使うのがおすすめです。
そもそも『エアコンの除湿』ってどういう機能?
湿度が凄いんで除湿にしました
ベタベタ気持ち悪ぅ〜(‐д`‐ll)
でもちょっと寒いよ、これ…あ、おはよーこじゃります✋ pic.twitter.com/Za72vwJaZ5
— 透♤ (@freeezemoon) June 25, 2021
エアコンの除湿は、その名のとおり湿度を取り除く機能です。
空気は、温度が高いほど多くの水分を含むことができます。逆に言えば、温度を下げれば、空気中の水分を減らすことができるということです。
エアコンの除湿機能と冷房機能の違いは以下の通りです。
・冷房機能:部屋の中の空気を取り込んで温度を下げ、それから部屋と戻す。温度が下がるので部屋の中の水分量が減り、湿度も下がる。
つまり、どちらも行っていることはだいたい同じ、ということです。また、結果としてどちらを利用しても、湿度も温度も下がります。
違いといえば、冷房機能が「室温を下げる」ことを目的にしているのに対し、除湿機能は「部屋の湿度を下げる」ことを目的にしている、という点です。
エアコンの除湿は大きくわけて3種類!効果の違いは?
一口に除湿といっても、じつはさまざまな種類があります。
エアコンの機種やメーカーによって搭載されているものが異なるので、説明書などで確認してみましょう。
弱冷房除湿
多くのエアコンに搭載されている、一般的な除湿機能です。
湿度を取り除くと同時に室温も下がります。
再熱除湿
除湿して温度の下がった空気を、再び温めてから部屋に戻すという機能です。
梅雨時など、「湿度は下げたいが、肌寒いので温度は下げたくない」というときに重宝します。
高価なエアコンに搭載されていることが多いですが、電気代も高いというのが難点です。
ハイブリッド除湿
ダイキンのエアコンに搭載されている機能です。
再熱除湿に似た機能ですが、取り込んだ空気を冷やしたあと温めるのではなく、部屋の空気と混ぜて室温に近いところまで戻してから排出します。
除湿しても部屋が冷えすぎず、かつ再熱除湿に比べれば電気代が安いのが特徴です。
エアコン除湿寒い時の対策は?快適な温度設定と冷房との使い分け方を調査!まとめ
湿度がおかしい😇
エアコン除湿にしたら寒いしハムスターも湿度にぐったりしてきたからどうしましょうね🤔 pic.twitter.com/wrbruCgLuc
— あっちん (@yumyumtk) June 19, 2021
エアコン除湿寒い時の対策、快適な温度設定と冷房との使い分け方を調査してきました。
エアコンの除湿が寒いならない対策では、設定温度は28度くらいにして、室温を下げすぎないようにするのが良いことが分かりました。
また、エアコンの除湿と冷房の使い分けでは、基本的には、温度を下げたいときは冷房を使用し、湿度を下げたいときには除湿を使用すると良いことが分かりました。
同じ気温でも、湿度が低くなれば、快適に感じられます。
エアコンの冷房が苦手、冷え性で悩んでいる、という人は、除湿機能をうまく利用して、室温を下げすぎずに湿度を下げましょう。
梅雨を楽に乗り切るのにも、エアコンの除湿が活躍しますよ!
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