この記事では、栗にカビが生えた!傷んでいるかの見分け方と長持ちする保存方法や保存期間は?と題してお送りします。
秋になるとさまざまな食べ物が美味しくなります。
そのひとつが栗です!
甘栗も良いですが、旬のこの時期には生栗を茹でて食べるのも良いですよね。
しかし栗はカビやすいのが難点ですね。どうやって保存したら長持ちするのかよく分からないという声をよく聞きます。
ここでは、栗にカビが生えた時に傷んでいるかの見分け方と長持ちする保存方法や保存期間を紹介します。
カビが生えたり傷んでいる栗の見分け方では、虫が食っている栗の見分け方や新鮮な栗の見分け方などを紹介します。
また、栗の保存方法と保存期間では、常温保存・冷蔵保存・冷凍保存の場合の注意点を紹介します。
旬の季節、美味しい栗を思う存分楽しんでくださいね!
栗にカビが生えた!傷んでいるかの見分け方は?
二週間前に実家から届いた栗の皮にカビが(・・;)
即!水洗いしてカビを取って、曇り空の下、半日干ししているところ☁
一晩水につけたら「栗の渋皮煮」に初挑戦するつもりです♬ pic.twitter.com/lU81rc2FBN
— 雪乃 (@VinYukino) September 24, 2013
買ってきた栗をすぐに食べるというのであれば、傷んでいるかどうかそこまで気にする必要はないと思います。
でも、栗拾いや頂き物の栗は、はたして新鮮なのかどうか、わかりにくいですよね。
パッと見ただけでは傷んでいることに気づかない可能性もあるので、注意が必要です。
そこでまず、栗のにおいをチェックしてみましょう。
普通の木の実のようなにおいであれば良いですが、あからさまにおかしな臭いが強いときは、腐っているかもしれません。この場合は食べないようにしてください。
他には、以下のような方法があります。
虫が食っている栗は避ける!
虫食いがあるものも、やめたほうが良いでしょう。粉が付いているものも、同様に虫が食ったものであると考えられます。
虫の食べたところだけ避ければ良いようにも思えますが、虫が食べたあとはカビが発生しやすくなるのです。
外から見ると小さな穴が空いているだけでも、中はすでにカビが発生していて食べられない、という可能性が高いです。
虫が食っている時点で傷み始めていると判断して、やめておきましょう。
また、外から見て虫が食っているかどうか判断できない場合は、水に浸してみるという方法があります。
通常、水に漬けると栗は沈みますが、虫が食っている栗はそのぶんだけ軽くなっているので、浮いてくるのです。
浮いてきた栗は避けて、沈んでいる栗だけを食べるようにしましょう。
なお、たまに凹んでいる栗がありますよね。
これは、実が縮んでいる状態で、傷んでいるわけではありません。
ただ、鮮度が落ち始めているサインではありますし、あまり美味しくはないので、注意してください。
カビが生えた栗は食べられる?
栗は傷みやすく、カビが生えやすいです。
皮の一部に白いカビが付いていて、洗ったら落ちる程度のものであれば、食べても問題ありません。
ただ、生のまま食べず、しっかり加熱してくださいね。
とはいえ、皮を剥いた中の実にまでカビが生えていたら、それはやめたほうが懸命です。
洗っても落ちないカビの場合も、やめておきましょう。
また、黒いカビの場合は食べないでください。
皮の部分であっても、やめたほうが安心です。
黒く変色した栗は?
実が黒くなっているのは、傷み始めている証拠です。この場合、危険なうえ食べても美味しくないです。
変色したものは、避けるようにしましょう。
新鮮な栗の特徴
新鮮な栗は、皮にハリやツヤがあり、濃い茶色をしています。また、栗の頭の部分が尖っています。
一方、新鮮でない栗は、皮がだんだん黒くなってきます。
このあたりを見て、鮮度を判断してください。
栗が長持ちする保存方法や保存期間は?
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ついに、群馬県産の
採れたて栗、入手です!前回は、7割方がカビてる
大惨事だったからなぁ…。今回も、多少の不安があったんですが
剥いてみたら…おおおおお!
今回は、いけそうですよ…?!https://t.co/mRMiNwKMQ7 pic.twitter.com/h60DqDAEdk— くすの とひろ(彫刻・絵本作家) (@KusunoTohiro) October 6, 2018
では、美味しい旬の栗の保存方法について確認しておきましょう。
常温保存の場合、冷蔵保存の場合、冷凍保存の場合について、それぞれ保存期間とセットで紹介します。
栗を常温保存する場合
生栗を常温で放置すると、乾燥して実が縮みます。また、虫がいた場合、傷みが進行してしまいます。
そうした事態を避けるには、栗をよく水洗いしたあと、水を入れた鍋やバケツに浸しておく、というのが良いです。水は毎日変えます。こうすることで、鮮度と風味を維持することができます。
しかし、保存できる期間はそれほど長くなく、1週間程度です。
また、茹でた栗は常温保存できないので、注意してください。
栗を冷蔵保存する場合
最も手軽でおすすめなのがこちらの方法です。
まずは、水洗いせずに汚れだけ落として、1日ほど天日干しします。こうすることで、甘みが凝縮します。
そのあと、新聞紙にくるんでビニール袋に入れ、チルド室に入れてください。
新聞紙が湿ってきたら、交換します。
これで、1~3か月ほど持ちます。
なお、1週間程度であれば、ビニール袋に入れてチルド室で保存するだけでも大丈夫です。
また、茹でた栗は、密封できる容器などに入れて冷蔵庫で保存しましょう。
ただ、すぐに傷んでしまうので、2~3日中には食べることが大切です。
栗を冷凍保存する場合
冷凍すると、栗はさらに甘くなると言われています。
フリーザーバッグに入れ、空気をできるだけ抜いて冷凍してください。
上で紹介した方法で冷蔵したのち、冷凍すると、甘みがさらに増して美味しくなります。
なお、皮は剥いてからでも剥かないままでも大丈夫です。調理する際に剥いてから使う予定なら、先に剥いておいた方が良いです。
冷凍すると、半年ほど持ちます。
食べるときは、解凍するのではなく、凍ったまま調理してください。そのまま解凍してしまうと、美味しくなくなります。
なお、茹でた栗も、フリーザーバッグに入れて冷凍すれば長期保存が可能です。
栗にカビが生えた!傷んでいるかの見分け方と長持ちする保存方法や保存期間は?まとめ
そろそろ栗のお布団を変えてやらねば、湿気でカビてしまうのも出てくるんです😫
一つ一つ拭きながら、新しいお布団の上で整列ー!
甘味が増すと聞いて、できるだけ傷まないよう気をつけながら寝かせてます。
塩麹&紅麹甘酒で漬けた豚バラは燻製してベーコンに。
皮のとこのてりってりがよろしおすなぁ🐖 pic.twitter.com/NxBKskOMzl— 🥖🥐🍞mayumi🍞🥐🥖 (@musicaeru) October 13, 2020
栗にカビが生えたけど傷んでいるかどうかの見分け方、栗が長持ちする保存方法や保存期間を紹介しました。
傷んでいる栗の見分け方では、虫が食っている栗の見分け方や新鮮な栗の見分け方などを紹介してきました。
栗は傷みやすいので、何もせずに放置するとすぐに変色したり、カビが生えたりしてしまいます。
でも栗は少しの工夫をするだけで、かなりの期間保存できるようになります。また、冷蔵したり冷凍したりすると、さらに美味しく食べられます。
傷んでいない栗をしっかり選んで、甘みを凝縮させてから、旬の味を堪能してください。
茹で栗も栗ご飯も、旬の時期こそ美味しく食べたいですね!
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